猪革
Wild Boar Leather
野生味を感じるシボと、他の革素材と比べても圧倒的に傷がつきにくい特徴を持ちます。
日本産猪革は、類似している豚/ペッカリー/チンギアーレ革と比べ、革繊維がとても密になっています。
この革繊維が製品に生まれ変わらせた時に活き、傷や型崩れに強い製品に仕上がります。
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Unbleached Natural Color
きなり
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Black
黒
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Dark Brown
ダークブラウン
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Camel
キャメル
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Red
レッド
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Green
グリーン
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Wood
迷彩柄
Color List
猪革の色一覧
欠品などにより、
取り扱いが無い場合がございます製品の特性上、
色味にばらつきがございます
Craft Examples
お客様の制作例
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MTO(Made to Order)シューズ
革の大きさ:1足あたり50ds
革の厚さ:1.5mm
革の色:ブラウン、黒、きなり、キャメル
MTO(Made to Order)シューズ
革の大きさ:1足あたり50ds
革の厚さ:1.5mm
革の色:ブラウン、黒、きなり、キャメル
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製品のポイント
カジュアル目な猪革に会うデザイン
猪革は傷が多い中、傷をさけすぎない裁断
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使用した革の良かった点や特徴
毛穴とシボ感と独特な表情
ドレスシューズに表情のある革を使うと
カチッとしなくて
普段使いしやくなる
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使用した革を使う上でのヒント
色の薄い革(ナチュラルなど)
鉄でタンニンがにじみでやすいため要注意
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その他
タンニン鞣しということもあって経年変化と艶の変化を楽しめることがおすすめ。
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ミニ6穴サイズシステム手帳
革の大きさ:およそ10ds
革の厚さ:原厚1.8mmを0.6~1.5mm程度に漉いて使用
革の色:黒、紫
ミニ6穴サイズシステム手帳
革の大きさ:およそ10ds
革の厚さ:原厚1.8mmを0.6~1.5mm程度に漉いて使用
革の色:黒、紫
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製品のポイント
猪革の野性的な表情を取り入れて生前の逞しい姿を思い起こさせる手帳に仕立てました。
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使用した革の良かった点や特徴
猪革は大変傷が多く、その野性味溢れる表情が魅力だと思います。また、紫の発色が大変良く魅力的な一枚でした。
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使用した革を使う上でのヒント
傷が多い革なので銀面の綺麗な部分だけで作るのではなく、その傷を如何に取り入れて作るかという考慮が必要になると思います。また漉くと思わぬ場所に穴が開いたりする事もあるので注意しなければなりません。
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その他
比較的均一な牛革等と異なり猪革は一枚一枚の主張が強い革だと思います。作り手にはその個性を生かすデザインと技量が必要で御客様にはその結果の一点物を迎え入れ、末永く愛用して頂ければ幸いです。
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外羽プレーントウ
革の大きさ:不明
革の厚さ:およそ1.1mm~1.5mm
革の色:黒
外羽プレーントウ
革の大きさ:不明
革の厚さ:およそ1.1mm~1.5mm
革の色:黒
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製品のポイント
歩く道具として機能ファーストでラストを設計しました。従来のファッション畑のデザイナーとしてではなく、元は護衛艦やタンカーを建造するメーカーのエンジニアでもあったので、エンジニア視点で設計しています。具体的には接地時のブレを極小化し、脚と足の力から歩行エネルギーへ変換する効率を追求し、ラスト形状を定義しました。結果として、うねりのあるフォルム、立体的なインソールになってしまいました。
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使用した革の良かった点や特徴
かなりコシがあります。引っ張り強度も強いです。また、銀面の層が厚く、ワイルドなテクスチャがありながら、磨くとわりとすぐに艶がでます。個人的にはラフに使い込んで、傷がついてから、ワックスで磨くと最高にカッコよくなると思います。
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使用した革を使う上でのヒント
特に猪革が該当するのですが、通常の飼育された原皮の革と比べて、厚みや革の性質がとる場所や個体ごとにブレがありますので、よく革を触って吟味し、特性を揃えるようにカット、製甲する必要があり。大量生産より、ハンドカッティングの工房で作られるハンドメイド靴が適すると思っています。鹿革は比較的、上記のようなことはなく安心して使えると思います。
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その他
猪革のヌメを、靴のライニングに適用してみたいと思います。コシがあり頑丈ですので、踵から土踏まずにかけて使用すると、よく足を支える良靴になるのではと考えています。
また、比較的厚みのある猪革と鹿革で、芯材を取り払った靴を靴下的なフィッティングで設計して製作するのもやってみたいですね。ジビエレザーであれば、そのような使用法でも十分な強度を確保できるのではないかと考えています。
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